MWCで6Gに対応したiPhoneを発見!

MWC26が開催された3月2日の週、アップルは「iPhone 17e」「iPad Ari」「MacBook Pro」「MacBook Air」「MacBook Neo」を3日連続で発表していた。

おかげで朝から夕方までMWC26取材を行ったのち、深夜12時からアップル関連のオンライン取材をするという激務の3日間になってしまったのであった。

アップルとしては「MWCなんて我関せず」なのだろう。

と思ったら、MWCの会場でなんとアップルロゴを発見してしまった。

エリクソンのブースツアーが終了した際、何気に技術説明のブースにアップルロゴがあり、アップルのエンジニアが説明を行なっていたのだ。

話を聞いてみると、6Gの早期導入に向け、5Gの周波数と共用する技術のデモであった。

5Gが始まった際も、4Gとの周波数共用が導入されたが、制御信号のオーバーヘッドが多く、パフォーマンスが発揮されないことが課題としてあった。そこで、5Gと6Gでは、そうした課題を克服し、動的に帯域の割り当てを変えられるようにしたという。

デモでは端末が半透明で中が見えないケースにいられていたのだが、どうやら6Gに対応したiPhoneだったようだ。

モニターに映し出されている画面は間違いなくiPhoneで、アンテナピクトにはしっかりと「6G」と表示されていた。5Gと6G、周波数を共用しても、安定して通信が行われている様子がデモされていた。

実は毎年、エリクソンブースを取材していると、ちょいちょいアップルの影を感じることがあった。

かつて、Apple WatchでiPhoneの電話番号が使える技術とか、アップルが世界に先駆けて導入したネットワーク関連の技術は実はエリクソンによるものというのが多いようだ。

アップルが他のメーカーよりも率先して最新のネットワーク技術を導入するからこそ、世界中のキャリアが対応せざるを得なくなり、結果として、世界的に普及し、他のメーカーも導入しやすくるなるという背景がある。

2029年もしくは2030年に始まると思われる6Gにおいても、基地局ベンダーとしてはエリクソン、端末としてはiPhoneがいち早く対応し、日本をはじめ世界のキャリアが6Gを早期にスタートしなくてはならない状況に追い込まれていくのかもしれない。